来店客調査の問題点

来店客調査

取得したデータの活用がままならないこと。これが最大の問題点でしょう。

小売業の場合、「居住地確認=商圏把握」以外にはほとんど使えてません。

ようするに、この3点が不明瞭なわけです。

・何を知りたいのか。

・なぜ知りたいのか。

・なにを改善したいのか。

メーカーは、マーケティング調査に莫大な予算を使い「知ろう」という意識がありますが

小売業はまったく知る気がありません。

海外勢は別ですよ。ウォルマートは毎月各店舗でWEB調査を行い莫大な情報を収集

しています。価格から広告、施設、サービスに至るまで10分程度の調査です。毎月行う

ので、異常値を見逃しません。ここに「顧客を知ろう」とする意識が見えます。

ダンハンビーが手腕を振るうテスコも、購買情報以外に顧客の意識調査を行っています。

この違いは何でしょう。

私が思うに、日本の小売業は至れり尽くせりが好きなんだと思います。オーバークオリティ

なんです。考えられるすべてのことを、顧客のためという合言葉のもと実現しているのです。

方や外国勢は、顧客の望みを叶えるという姿勢なんだと思います。合理的です。

ようするに、すべての顧客を平等に扱いたい日本の小売りと、あなたに来てほしい外国勢

との違いです。全顧客を対象にしていいる以上、詳細な顧客情報は持て余すだけで、必要

ないのでしょう。

しかし、「顧客は店と話をしたがっている」ということを知らなければいけません。

にも関わらず、店側は「クレームは聞きたくない」という理由で自ら耳をふさいでいます。

ここ大きなポイントです。

現に、大手流通の調査でも「自店に不利なことは書かなくて良い」などと指示を出す店長が

います。「書かないでくれ」と嘆願されたこともあります。評価が下がると。

これでは、顧客と正しく向き合うことなど100%無理でしょう。売上も上がりません。

グローカルなんて永久に無理でしょう。

逆に言うと、町の八百屋さんがなくならない理由はここにあるのです。三河屋さんですね。

調査報告会を査問委員会にしてはいけません。

MOZUじゃないですけど「真実がしりたいだけ」から始めるべきです。

そうすれば、取得したデータも活きてくるでしょう。

 

 


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