電子チラシのこれから

凸版のShufoo、大日本のオリコミーオから本格化してきた電子チラシですが

プレイヤーが変わっても、折込チラシの画像をweb上にアップするという使い方は

未だに変わっていません。

これは、電子チラシが折込チラシの保管的な使われ方にすぎないことを意味します。

 

折込チラシが多く使われる食品スーパーでの、電子チラシの集客効果はこの10年で

5倍程度に増えてきましたが、如何せん分母が小さいので全顧客率で言うと10%程度

止まりで、今後も大きくは伸びないでしょう。

理由は簡単で、PC閲覧を想定した折込チラシの画像アップに留まっているからです。

 

更には、「新聞の未購読者層へのアプローチ」という位置づけが時代遅れです。

30年前ならいざ知らず、現代において「新聞購読者」は既に主流ではないという

認識が足りないのです。

事実、折込チラシよりもTVCMの方がセール集客が高いという事例も多くありますし

LINEなどのデジタルツールを使ったほうが100倍費用対効果が高いという事例も

あります。クーポンやポイントも然るべきで、その中で電子チラシのシェアは決して

高くはなく、今後もこれらと競合しながら市場シェアを伸ばせるとは思えません。

 

しかしながら1つ、市場を伸ばせる可能性があります。

それは、競合やメーカーが価格を知るために使う法人需要です。

これは折込チラシ時代からあり、現在の電子チラシの多くのPVもこの法人需要

ではないかと予測できます。

云えに、データアップを折込チラシが各家庭に配布される時刻に合わせるという

きめ細かい運用をしているところもありますが、逆に前日の夜にアップしてしまう

残念なところもあります。

セール前日に競合の特売情報が見えてしまわけですから、LINEとかのデジタル

ツールを使い、即対応されてしまいます。

 

電子チラシ市場の初期は、この手の使われ方が主でした。

現状も多くは、この手の使われ方だと思われます。

 

では、電子チラシはどこに向かうべきか?

 

その方向性は、チラシルに見ることができました。

スマホ最適化のデザイン、メモなどのユーザー機能、レシピ連携など素晴らしく

小売り販促を再構築する可能性を秘めていたと思います。

結果ご覧の通りで、閉鎖してしましました。

*このあたりの私見は別に書きました。

まぁー惜しいチャンスを逃しましたね。

問題は、折込チラシ情報の収集の仕方につきます。

確かに広告の入れ方も雑すぎて嫌悪感を持つほどでしたが、今思えば終末期

でしたからね。

幾らでも上手くやれる方法はあります。

再チャレンジしたい企業様はご一報下さい。

 

折込チラシ市場を破壊できれば、数千億円の市場規模が見込めるわけですから

十分ペイする事業になると思いますよ。

 


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